ダイエットは水シャワーの限界を超えるか?
■連載/カーツさとうの最強サウナ熱伝
(写真はイメージです。本文とは関係ありません)
最近、水風呂がやけに効く!
1年くらい前までは、最低でも16度以下じゃないと、
「なんかビシッとしないよなァ〜」
なんて思ってたのに、18度でも「いいねェ…」と思うようになり、20度くらいの「許せねェ!」と思っていたヌルめの水風呂までも、
「別に悪くないんじゃない?」
とすら感じるようになってきた。
だからといって10度以下の超冷水の風呂が苦手になったかというと、そんなことはまるでなく、冷たけりゃ冷たいほど、やっぱり「最高だわ…」と感じ続けている。
ようするに水風呂に関して選り好みがなくなってきた。ストライクゾーンが広くなったのだ。
これは非常にお得な身体状況なんだけど、いったいなんでこんなお得な体になったのか? 考えてみたら思い当たる節があった。
減量である。実は去年1年間で16キロほどの減量をしたのだ。一昨年末に健康診断受けたら、170センチ70キロという人生最大重量になってることを知り、こりゃマズイ!! とダイエットしたのだ。
おかげで体脂肪率は、体重計に毛の生えたような家庭用で計ってるんで正確ではないだろうし、日によっての上下もあるけれど、10〜12パーセントあたりにまで落ちた。もうひとつおかげで、そういう事情を知らずに久しぶりに会う人には、必ず、
「病気!?」
といわれる。おそらく「さとう、ガンじゃねェの?」とかも裏でいわれてるだろう。
さらに3つ目の“おかげで”そんなに冷えてない水風呂でもしっかりと体全体が冷えるようになった、ということだ。
そりゃそうだよな。体の周りに10キロ以上の脂肪層がまとわりついてたんだもん。それがなくなりゃ体も冷えやすくなるよ!
だって、ホンジャマカの石塚とか、冬でも半袖にオーバーオールにマフラーひとつで平気な顔してるじゃない? 脂肪ってやっぱりあのくらい熱を遮断する効果があるんだよ。
だから、あそこの水風呂はヌルいだのなんだの文句ばっかりいってるタイプは、一度減量すれば、たいていの水風呂は気持ちよくなるんじゃねぇの? と思いつつ、さらにもうひとつ思ったことがある。
「この際、水風呂なしの水シャワーだけでも大丈夫なんじゃないか?」
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